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東京で和婚・和装が映える結婚式場|式場選びのポイントとオススメをご紹介
古き良き日本の文化や情緒を感じる結婚式を「和婚」と言います。
和装を身に纏った結婚式は昔から安定の人気で、和装が映える会場、和装にあわせた演出など、「和」を中心に結婚式の内容を考えたいという方もいらっしゃいます。
今回は数ある東京近郊の結婚式場の中からベストな式場選びのポイントと、和婚・和装におすすめの結婚式場をご紹介いたします。
東京での和婚・和装の結婚式場選びのポイント
日本には膨大な数の結婚式場があり、それらの中から自分達は何をポイントに会場を決めれば良いのか分からないという方も多いと思いでしょう。
ただ「和婚」や「和装」というキーワードだけで闇雲に会場探しをしていてもかなりの労力と時間がかかります。また、会場見学に行って何となく会場を決めても、本当に満足な結婚式が迎えられるのかどうか不安が伴うこともあるはずです。
ここでは皆様が価値ある結婚式が迎えることができるように、結婚式場を選ぶ際のポイントをご紹介いたします。
文化財、料亭、ホテルなど、定番の神社以外の選択肢
「和婚」「和装で結婚式」というと、昔から定番であったのが「神社」での結婚式です。ですが、オリジナリティが求められる現代では神社ではない場所で行う和婚を選択するカップルが増えています。それぞれ特性があり、結婚式に求めるイメージや条件にあわせてベストな選択できるように視野を広げましょう。いくつか例に挙げてご紹介いたします。
和婚における神社以外の選択肢
・文化財
日本国内には国、都道府県、市区町村などが所有し、後世に残すべきものと考えられている文化財があります。演劇、音楽、工芸など無形文化財と定義されるものがある一方で、建造物、絵画、工芸品などは有形文化財として定義されています。その有形文化財である建造物で結婚式ができる場所があることをご存知でしょうか。実は今、本物志向でウェディングの価値を求めるカップルを中心に、注目度が上がってきているのです。長い歴史の中で人々に愛され続け、後世もそこにあり続ける、そんな特別な場所で、日本古来からの婚礼衣装を纏った結婚式ができるなんて、素敵だと思いませんか?
・料亭
昔、これほどまでに沢山の結婚式場が存在していなかった頃、料亭や旅館、地域の公民館などで結婚式をおこなっていました。結婚式場が誕生してからは、洋装の結婚式のブームや、結婚式場の華やかな広報活動に圧され、とりわけ目立つようなスタイルではないものの、時を経た今でも料亭での結婚式は、落着きある和の空間、日本人の舌鼓を打つ上品繊細な懐石料理でのおもてなしは、本質を知る大人の結婚式として定評があります。
・ホテル
ホテルでの結婚式というと、豪華絢爛で艶やかな洋装ウェディングをイメージする方が多いかもしれませんが、本格的な和婚も叶えられることをご存知でしょうか?ホテルには、その館内に「神殿」と言って神様をお祀りした神聖な建物(お部屋)が設けられています。つまり、神社と同じく神道の作法に則った神聖で厳粛な挙式をすることができるのです。また、ホテルであれば挙式後に行う披露宴も、館内の宴会場で行えるので移動する負担もありません。クロークや更衣室も完備されているので、結婚式をおこなうには便利な条件が揃っているのです。
1日1組貸切りで利用できる結婚式場の魅力を知る
大きな結婚式場では、1日に何組もの結婚式が行われています。
それだけ人気の素敵な会場であるという考え方もありますが、それだけたくさんの結婚式を円滑に1日の中で行うには、会場の使用時間や、トラブルにならないように1組1組の動きのルールがしっかりと決められているはずです。
一方、1日1組だけで貸切りの施設だとしたら自分達の前や後の他の結婚式に気を遣うこともありませんし、他のご新郎ご新婦と鉢合わせることもありません。その時間の過ごし方にも融通が利き、心穏やかにその日が過ごせることでしょう。
結婚式場を探している段階では、自分達がどういう結婚式にしたいか、具体的にどういう内容を考えているのか、明確になっている人はいません。
だからこそ、1日1組で貸切りにできるという条件は、今後の結婚式を如何様にもアレンジする可能性を秘めています。
ただ、そのような好条件がかなう結婚式場はそう多くはありません。多くないからこそ、価値があり、おすすめしたい理由なのです。
横浜、鎌倉エリアも選択肢に!視野を広げて希望をかなえる
東京都内で結婚式場をお探しの方はとても多く、その分結婚式場も数多く存在します。
ただ、結婚式場の会場見学に複数個所回ると気が付くはずですが、どこも似たような会場が多い、というのも事実です。
結婚式でも少しでも閑静なエリアを、と郊外を選択肢に考える方も多くいらっしゃいます。
ご自宅からのアクセスは時間がかかっても、横浜、鎌倉エリアであれば日帰りでも十分楽しめる距離ですし、「非日常の時間を堪能する」という視点で考えると、その魅力はまたさらに高まります。
また、横浜、鎌倉エリアの結婚式場は、都内よりも敷地が広いことも多く、前述の1日1組貸切りの条件が叶えられるなど好条件が揃いやすいという点もポイントです。
初めから都内限定!と自分達で視野を狭めずに、横浜、鎌倉エリアの魅力も覗いてみることをおすすめします。
東京近郊で和婚を叶えるオススメの結婚式場
最後に、ウェディングガーデンが和婚をご検討の方に特におすすめしたい、最高の和婚を叶えられる結婚式場をご紹介いたします。
三渓園 鶴翔閣 / 横浜市指定有形文化財 【神奈川県横浜市】
三渓園は、横浜市に位置する広大な日本庭園で、結婚式でも使用できる建物「鶴翔閣(かくしょうかく)」は横浜市指定有形文化財に指定されています。
横山大観や前田青邨など日本画家が集い、絵の制作をしながら滞在したという建物で、大切に維持されているため、普段は建物の内部は一般公開していませんが、結婚式ではご利用いただけるのです。
日本の風情を感じる庭園と貴重な古建築での結婚式は親御様もはじめゲストの皆様にも大変喜ばれます。
1日1組貸切りだからこその静かで穏やかに流れる時間と、木造建築ならではの温もりは、厳かな和婚の雰囲気を和らげ、温かで、かけがえのない1日になることでしょう。
三渓園
https://wedding-garden.jp/sankeien/
有栖川清水(ありすがわしみず) / 料亭 【東京都港区】
東京・南麻布の地に隠れ家のように佇む、建築界の巨匠、村野藤吾がデザインした日本建築の料亭。
1400坪もの四季折々に彩る美しい日本庭園も含め、1日1組で貸切りの結婚式が行える貴重な場所です。
旬の美味を取り入れた会席料理で国賓や著名人をもてなし、愛され続けてきました。
和の真髄をとらえた日本の伝統的な和の結婚式が叶います。
有栖川清水
https://arisugawa-shimizu.sp-bridal.jp/
ホテル椿山荘東京 / ホテル 【東京都文京区】
140年もの間「椿山荘」として時を刻んだその場所は、現在は「ホテル椿山荘東京」として日本ならではのおもてなしの精神で海外の方からも愛され続けています。
ホテル内の神殿としては、とても珍しい独立型の神殿が設けられていて、外の景色が望める祭壇のデザインは、オシャレでモダンな和婚を叶えることができるでしょう。
その他にも館内2か所に、それぞれ特徴的な神殿が設けられており、それぞれ縁結びの神様である出雲大社の神様が祀られていて本格的な神前式を行えます。
利便性重視の方、ブランド志向の方におすすめしたい場所です。
TERAKOYA / レストラン 【東京都小金井市】
武蔵小金井という土地で60年以上愛され続ける一軒家のフレンチレストランです。フレンチレストランでありながら日本庭園と数寄屋造りの「お茶室」があり、本格的な神前式も叶うのです。
挙式は和装が良いけどウェディングドレスが着たいなど、1日の中で変化をつけたい方におすすめしたい場所です。
TERAKOYA
https://www.tgn.co.jp/hall/tokyo/terakoya/
旧細川侯爵邸 和敬塾本館 / 東京都指定有形文化財 【東京都文京区】
都心とは思えないほどに鬱蒼とした緑に囲まれた昭和初期に建てられた邸宅。
建物だけでなく庭園までも有形文化財に指定されています。
長い歴史の中で大切にされ続けてきたその空間と建物の重厚感を味方につければ、他にはない和婚の雰囲気を楽しめますし、魅力的なガーデン神前式も叶えられる、とっておきの空間です。
1日1組限定なので自分達の思いのまま時間に追われることなく、ゆったりと穏やかな時間を過ごすことができるでしょう。
旧細川侯爵邸 和敬塾本館
https://wedding-garden.jp/hosokawa/
まとめ
和婚に興味があるけれど、東京には数えきれないほどの結婚式場があり、どこから手を付ければよいか分からない、そうお思いの方もいらっしゃるでしょう。
そんなときには、ただ闇雲に探すのではなく、ぜひウェディングガーデンにご相談ください。おふたりの理想をお伺いし、条件に見合う結婚式場をご提案させていただきます。
なお、先ほどピックアップさせていただいた式場は、ぜひ2つくらいは見学に行かれて、お二人の目で実際に見ていただくことはおすすめします!
結婚式場の既定プランに自分達を当てはめるのではなく、自分達の理想を主体とした価値ある結婚式を迎えましょう。