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【2024年版】和婚のお色直しなら色打掛!人気カラーと上手な選び方
憧れの結婚式。結婚式と言えばまず初めにイメージするのは花嫁姿かもしれません。
花嫁姿といえば、ウェディングドレスやカラードレスが定番ですが、様々な花嫁様の情報が飛び交う今、「和装も興味がある!」という方も多くいらっしゃいます。
そのように和装に興味がある方でも「自分に似合う色や柄がわからない…」「着こなしが難しそう…」と馴染みがない和装に対して不安を抱く方も少なくはありません。
そこで、今回は「打ち掛け」にフォーカスを当てて、選び方のコツや、人気のデザインなど、和装を身近な衣装候補にできるようにご紹介いたします。
和装の衣装選び
和装の種類
日本の伝統的な和装には、小物まで白一色で統一された白無垢や、黒地でシックな黒引き振袖、金箔や刺繍の施された華やかな色打掛けなどがあります。
◆白無垢
白い掛下に白い打ち掛けをはおり、小物から下着まで全てを白で統一したもの。
「嫁ぎ先の色に染まる」という意味を持っています。清らかな印象で言えば断トツの花嫁衣裳です。
出典:イノセントリー(https://www.instagram.com/p/CJ7TpVEH1C9/)
◆黒引き振袖
もともと武家の婚礼衣装として着用されていた黒地の裾の長い振袖。落着きがありエレガントな印象で、甘めのデザインな苦手な花嫁達から不動の人気です。
出典:イノセントリー(https://www.instagram.com/p/CCpg3JeH1V6/)
◆色打掛け
白以外の打ち掛けで、赤や緑、ピンクなどの布地に、鶴や亀、鳳凰、末広など金銀含めた色糸で刺繍されています。鮮やかで豪華に見えるので、お色直し後の衣装として人気です。
出典:イノセントリー(https://www.instagram.com/p/CFii3Wmn_Zw/)
いずれも格調高く、挙式で着用が出来ますが、挙式には白無垢、披露宴に色打ち掛けや黒引き振袖を着るケースが多くみられます。
また、和装は、合わせる小物や、髪型によっても雰囲気がガラッと変わります。
格式高い日本髪や、エアリーな洋髪合わせだけではなく、モダンなヘアアレンジにするなど、現代風にコーディネートを工夫するのもおすすめです。
試着の際はこんなところに気を付けたい!
花嫁だけに着ることを許された特別な衣装である白無垢や色打掛け。
この貴重なチャンス、ぜひ和装も候補としてご試着されてみることをおすすめします。
ただ、和装は普段馴染みがないこともあって、衣装選びの際にどのような点に注意して試着をすべきかわかりづらいですよね。
そこでここからは、特に打掛けの試着の際のポイントをご紹介いたします。
◆柄や色見だけで選ばない
色や織り、柄によって印象が大きく異なる色打掛け。
自分好みの柄や色味だけで選択してしまうと、実際に着てみた際に花嫁様の印象と合わない場合があります。
注目すべきポイントは花嫁様の体型と、打ち掛けの柄!
背が高い花嫁様の場合には、柄も大きいものを選ぶのがポイント。
背が大きいことで大きめの柄が活きて、スタイルの良さを際立ててくれるでしょう。
一方、背が低く全体的に小柄な花嫁様は、柄が小さいもの、余白が多めのデザインを選ぶのがおすすめ。小柄ながらも全体的にバランス良く着こなすことができるはずです。
小柄な人が大きな柄や色鮮やかな色打ち掛けを着ると全体の印象がチグハグになりやすく、違和感が生じることがありますので、見極めが大切です。
ご自身で判断が難しい場合には、スタイリストやコーディネーターなど第三者にアドバイスを求めて、自分に似合う最高の一着を選びましょう。
◆後ろ姿のチェックを忘れない
試着時は、前からの雰囲気だけではなく、招待客の視線を集める後ろ姿も要チェックです!
打掛けは背中の帯の辺りが最も目立つポイントなので、背中が綺麗に見えるタイプの打ち掛けを選ぶようにすることで立ち姿や歩き姿もより一層美しく見えるのです。
試着をしたら写真を撮り、後ろ姿を確認するとともに、着物の地色が肌の色にあっているか、また外袖の柄の見え方も忘れずに確認しましょう。
このポイントを押さえて打ち掛けを選ぶようにすると失敗する可能性はぐっと低くなります。
また和装の試着は洋服の上から打掛や振袖を羽織る場合もあるため、首の詰まった服装は避けていくとよいでしょう。
これらの点を意識しつつ、衣装選びを楽しんでくださいね!
2024年 今、人気の打掛をご紹介
それではここからは様々な人気の色打掛をご紹介してまいります。
これから衣裳選びを始める花嫁様は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
注目は「ペールトーン」柔らかな色味の打掛
最近人気が出てきているのが優しい印象のペールトーンカラーの打掛け。
カラーだけじゃなく柄も豊富で、可愛らしさ、上品さ、どちらの雰囲気も花嫁様の好みに合わせて選ぶことができます。全体的に淡い色味である分、足元に広がる比翼(裾)のカラーで引き締めると、視覚効果でスタイルアップも期待できます。
出典:イノセントリー(https://www.instagram.com/p/CKXucman36X/)
出典:イノセントリー(https://www.instagram.com/p/CHq2qVPH3rn/)
いつの時代の花嫁にも人気の「赤」
打ち掛けで一番人気のカラーはやっぱり赤。
見た目の華やかさだけではなく、情熱や決意の意味が込められているパワーカラーでもあるので、昔から白無垢から着替える打掛の色として良く選ばれていた色です。
インパクトのある強いカラーですが、下写真のような少しだけオレンジを混ぜたような朱色寄りの色味だと、可愛らしくも優しくも魅せてくれるでしょう。
お顔の肌色をキレイに見せる効果もあるのでとってもオススメです。
出典:イノセントリー(https://www.instagram.com/p/CHq2qVPH3rn/)
日本庭園にも馴染む落着き「グリーン」
緑色の打掛は、珍しいカラーですが、モスグリーンのような少しトーンを落とした色味であれば、自然の景色にも馴染みが良く、控えめな柄は花嫁様を上品に魅せてくれます。小物使いや髪型にもこだわれば、一際目立つ
センスを感じる花嫁様になれるはず。日本庭園など屋外での写真撮影を予定する花嫁様におすすめの色打掛です。
出典:イノセントリー(hhttps://www.instagram.com/p/CB4LTOnHM8s/)
まとめ
真っ白な白無垢から色のついた色打掛けに掛け替えることで、生まれ変わりの意味をもつ色打掛。
あなたならどのような雰囲気に生まれ変わりますか?
婚礼の時期によっては、春なら梅や桜、夏は藤や菖蒲、秋はキキョウ、冬は菊や松など、季節を感じる柄をお選びになるというのも、さりげない部分での気遣いがセンスの良さを感じます。
ウェディングガーデンのプロデュースする「三渓園 鶴翔閣」や「有栖川清水」は、和装での結婚式にぴったり。
四季折々の表情を魅せる日本庭園、それを一望できる披露宴会場、暖かな自然光の降り注ぐ挙式会場、モダンな造りの書斎。全てがお二人の選んだお着物をより美しく引き立たせます。
木材の暖かな茶と、障子の美しい白、ガラス戸から見える庭の緑のみで彩られたシンプルな会場は、ベーシックな色打掛けはもちろん、先にご紹介したどのような色見、柄も美しく映えるでしょう。
厳選した色打掛を着て、文化財に指定された日本家屋を一棟貸切りにした結婚式はいかがでしょうか。