REPORTお客様の声

H様 K様
- 季節
- 春
- 人数
- 70名
- 会場
- 旧細川侯爵邸
- 挙式スタイル
- キリスト教式
CONCEPT
ふたりのこだわりが詰まった、貸切邸宅で叶えたプライベートガーデンウェディング
「ゲスト一人ひとりに、感謝をきちんと伝えたい。」
そんな想いからおふたりが選んだのは、一軒家をまるごと貸切にできるプライベートな邸宅ウェディング。扉をくぐった瞬間から広がる非日常の空間に、招かれたゲストの表情も自然とほころびます。
ガーデンには青々とした緑が広がり、そよ風に揺れる木々の音が心地よいBGMに。春の陽気に包まれながら、自然体で過ごすアットホームな時間が流れていきました。
「大げさな演出よりも、自然体で、居心地のよさを感じてもらえる一日にしたかった」と語るおふたり。
邸宅のシンプルで洗練された雰囲気と、グリーンを基調にまとめた装花やナチュラルなコーディネートが調和し、全体におしゃれで心地よい空気が漂います。
おふたりのセンスが光るのは空間だけではなく、ドリンクや料理、ペーパーアイテムのひとつひとつにも。
「私たちらしい結婚式ができた」と微笑むおふたりの姿に、ゲストからも「本当に素敵な式だった」との声が多数届きました。
唯一無二の空間を、自分たちらしく自由に使える邸宅ウェディングだからこそ叶った、温もりとセンスが同居する一日。
それはきっと、参加した誰の心にも、静かに深く残る特別な記憶になったことでしょう。












窓から差し込むやわらかな春の光に包まれて、ゆっくりと始まる特別な一日。
お気に入りのドレスに袖を通す瞬間、手元にそっと添えられるブーケ。緊張と高揚が少しずつ混ざり合う時間も、今日という一日の大切なワンシーン。




背を向けて立つ新郎のもとへ、ゆっくりと歩み寄る新婦。
緊張と照れくささ、そして少しの高揚感。
ふたりの間に流れる空気は、どこかあたたかくて、どこまでも静かでした。
新婦の手がそっと新郎の肩に触れた瞬間、彼が振り返り、言葉にならない表情を浮かべる。
きっとこの瞬間、ふたりの心の距離が、もう一歩深く近づいたのだと思います。
ふたりだけの“はじまり”。
その小さな奇跡を、私たちはそっと見守っていました。










挙式前の緑あふれるガーデンに、自然と溶け込むように立つふたりの姿がありました。
ドレスの白が緑に映え、ナチュラルなブーケが風に揺れる。
何気なく見つめ合って笑う瞬間も、そっと手を繋いで歩く背中も、どれもが自然で、ふたりの空気感そのまま。
広々としたガーデンを自由に使えるのは、貸切邸宅ならではの贅沢。
周りを気にすることなく、自分たちのペースで、飾らない姿を写真に残すことができました。
スタッフもそっと距離をとりながら、シャッターを切る音だけが静かに響く。
その場にいた誰もが、「なんていい時間なんだろう」と感じた、そんなひとときでした。






壁一面を彩るのは、ウィリアム・モリスを想起させる繊細な植物柄の壁紙。
その深みのあるデザインが、花嫁のドレスやブーケの色彩をいっそう引き立て、まるでアートのような一枚に仕上がります。
歴史ある邸宅の中でも、この空間は人気のフォトスポット。
ただ立つだけで絵になるのは、年月を重ねてきた建物が持つ、本物の美しさゆえかもしれません。
レンズ越しに映るふたりは、凛としていて、でもどこか柔らかい。
モダンなセンスとクラシックな空気が絶妙に調和したその瞬間は、
きっと他では撮れない、唯一無二の記憶として心に残ることでしょう。









世界に一つだけのウェディングキャンバス。
受付を済ませたゲスト一人ひとりがふたりへの想いを込めて、色を重ねていきます。
やがて、少しずつ色づいていくキャンバス。
それは、ただの絵ではなく、ふたりとゲスト全員でつくり上げる“結婚式そのもの”のようでした。
完成したキャンバスは、そのまま挙式会場へ。
誓いの瞬間、ふたりのそばには、たくさんの想いが込められたそのアートが静かに飾られ、あたたかな彩りを添えました。
ふたりの人生にとって、そしてゲストにとっても、記憶に残る“共作の一枚”。
「今日を一緒につくってくれてありがとう」
そんな想いが自然と伝わる、やさしくて、心あたたまる演出でした。






やわらかな光に包まれたガーデン。
風がやさしく木々を揺らし、緑の香りがふたりの背中をそっと押すように流れていきます。
家族、友人、そしてふたりを今日まで支えてきた大切な人たち。
そのあたたかなまなざしに見守られながら、ふたりは一歩ずつバージンロードを進みます。
自然の中で交わされる言葉は、飾らず、まっすぐに心へ届くものばかり。
鳥のさえずりや、そよ風の音すらも祝福の一部のように感じられる静けさのなか、
誓いの言葉がそっと響きました。
ふたりの未来を、こんなにもたくさんの想いが支えてくれていること。
その事実に、改めて気づかされるような、あたたかくて、かけがえのない時間でした。







披露宴の舞台は、木の質感が心地よいバンケット。
あたたかな照明と春らしいナチュラルな装花が空間をやさしく彩ります。
ゲストとふたりの距離はいつも近くて、自然と会話が生まれる。
「久しぶり!」と声をかけあったり、目が合えば笑い合ったり。
そんなふうに、気負わず過ごせる時間が、この日のいちばんの贈り物だったのかもしれません。
料理を楽しみながら、ふたりとの写真を撮ったり、思い出話に花を咲かせたり。
会場全体がゆるやかな時間でつながっていく、アットホームな披露宴となりました。
どこにいても、誰といても、心があたたかくなる。
そんな空間が、ふたりの人柄そのものを映しているようでした。






お色直しで選ばれたのは、モスグリーンが印象的なドレスとクラシックスタイル。
その絶妙なトーンとスタイリングからは、ふたりの美意識が静かに伝わってきます。
深みのあるグリーンは、会場のナチュラルな空間とも美しく調和し、
目にした瞬間、思わず息をのむような存在感に。
自分たちらしさを大切にしながら、全体の空気感まで丁寧に整える。
そんなセンスが感じられる、印象的な装いでした。







披露宴の締めくくりには、ガーデンに用意されたデザートビュッフェ。
季節のフルーツを使ったタルトや、ひと口サイズのスイーツが並び、
まるでパティスリーのような華やかな空間に、ゲストの表情も自然とほころびます。
「せっかくなら、最後まで楽しんでもらいたくて」
そんなおふたりの想いが感じられる、おいしくて幸せなひととき。
ゲスト同士の会話も弾み、写真を撮り合ったり、おかわりを楽しんだり。
堅苦しさのない自由な時間が、披露宴の余韻をやさしく包んでくれました。




披露宴のあと、ゆったりとした時間の中で迎えた送賓のシーン。
1日1組貸切の結婚式だからこそ、慌ただしさはどこにもなく、
おふたりはゲスト一人ひとりとしっかり目を合わせ、丁寧に言葉を交わしていました。
「今日は来てくれてありがとう」
そのひとことに、笑顔でうなずく人、思わず涙ぐむ人。
ふたりとゲストのあいだに流れる温かな空気が、会場全体をやさしく包んでいました。
名残惜しさの中にも、心地よい満足感が漂う、特別な一日の締めくくり。
最後までふたりらしく、心の通ったおもてなしが感じられる、豊かな時間となりました。


ゲストを見送り、ふたりだけになったガーデンには、穏やかな風とやわらかな光が静かに漂っていました。
さきほどまでのにぎやかさが嘘のように、時間がゆっくりとほどけていきます。
旧細川侯爵邸では、送賓のあと、一日の最後にもう一度だけ撮影の時間を設けています。
歴史ある邸宅を背に、少し照れながら並ぶふたり。
足元には鮮やかなグリーン、見上げればクラシックな建物の美しいシルエット。
自然と建物、そのどちらにも調和するおふたりの姿が、まるで絵画のように浮かび上がっていました。
1日1組貸切という贅沢な時間があったからこそ叶った、静かであたたかな締めくくり。
それは、ふたりにとってきっと忘れられない、心に残るラストシーンとなったことでしょう。




