青い空、さわやかな風と緑に囲まれながら行うガーデンウェディング。
昨今ナチュラル志向のカップルを中心として人気を集めています。
普段の結婚式とは少し違った雰囲気にワクワクする反面、悩んでしまうのが当日のコーディネート。
「いつものコーデで大丈夫?」
「雰囲気に合わせて服装も少しカジュアルにしたほうがいいの?」
今回はそんなお悩みにお答えします。
後半では、季節別ドレス選びの注意点や、メンズ・親族・参列者といった立場別の服装もご紹介!
ガーデンウェディングにぴったりなドレスで、大切なお二人をお祝いしましょう!


ガーデンウェディングにお呼ばれしたら!季節・立場別服装コーディネーション

ガーデンウェディングの服装選びのポイントと注意点

ガーデンウェディングの服装コーディネート

ガーデンウェディングの服装マナー、普通の結婚式とは何か違うのでしょうか?
実は、場所が屋外というだけで新郎新婦が夫婦の誓いを立てる神聖な儀式に変わりはない為、ベースとなるスタイルは結婚式場やホテルで行われるウェディングと変わりません。
お二人から服装の指定がない限りは、フォーマルなスタイルで出席するのが良いでしょう。
ですが、屋外で行う結婚式ならではのちょっとした服装選びのポイントと注意点があるのです。
まずはそこからチェックしてまいりましょう。

ガーデンウェディングにぴったりの服装を選ぶコツ

一般的なウェディングの服装マナー

まずは、改めて一般的な結婚式の服装マナーをチェック!

1.新郎新婦とかぶらない色の服装を
女性ゲストは花嫁が着るドレスと同じ色を選ぶのはNG。ナチュラルなイメージのガーデンではアイボリーのウェディングドレスを選ぶ新婦もいるため、純白以外にも避けた方が無難な色も。心配であれば事前に確認しておきましょう。
男性も、白はもちろんピンク等の明るい色、派手な柄のスーツは避けましょう。

2.過剰な露出、ファーや革は避けて
体のラインが強調されたオフショルダーやキャミワンピなどの露出の多い服装は避けましょう。
動物の殺生を感じさせる革やファー素材も基本的にNGです。

3.カジュアルな雰囲気でもラフ過ぎるものはNG
ガーデンウェディングでも、女性は「ドレス+羽織もの」が基本のお呼ばれスタイル。
ジャケットはきちんと感のある素材、シルエットのフォーマルなものを選びましょう。
パンツスタイルで出席する場合も、フォーマルなパンツをセレクトしてくださいね。
屋外のパーティーでは動きやすさを求めがちですが、ぺたんこ靴もNGです。
 
 

ガーデンウェディングの服装選びのポイント

上記の一般的な結婚式の服装マナーを踏まえたところで、ガーデンウェディングにぴったりのコーディネートのコツはこの3つ。

1.季節に合ったカラー選びがポイント!
ガーデンウェディングは青々とした緑や、色鮮やかな花々に囲まれたお庭で行われます。
そこでは黒やダークカラーよりも、グリーンに映える淡色や明るい色の服装がオススメ!
きれい色のドレスやワンピースは、自然光も相まって女性の顔周りをより美しく見せてくれますよ。
黒ベースのコーディネートにする場合はショールやバック、アクセサリーなどの小物で鮮やかなカラーを取り入れましょう。

2.生地感もCheck!春夏秋冬で素材感も使い分けて
季節に応じてガーデンの雰囲気も変わる為、コーディネートもそれぞれの季節に映えるものを選ぶと良いでしょう。
レースやオーガンジー、チュール素材など柔らかな優しい生地感のものは、ガーデンの暖かな雰囲気にマッチします。
逆にライトの下で映えるような生地に光沢があるものは浮いてしまう可能性があります。
暖かな季節は軽やかに、秋以降はしっとり素材を選んで、季節ごとに違ったコーデを楽しんでくださいね。

3.紫外線対策も忘れずに!
ガーデンウェディングは通常屋外で行われるので、紫外線対策も大切です。
ストールやボレロといった羽織ものや、長めの袖で肌を守ることも、ガーデンウェディングならでは。
ストールはベージュを選ぶと、ガーデンに合う淡色やきれい色のドレスとマッチしますし、更にラメ入りのものであれば結婚式らしい華やかな雰囲気を演出してくれるので特におすすめ!
急な冷え込みに対応出来るのも大事なポイントです。
パラソルが用意されている会場も多いですが、特に日差しが強くなる春から夏にかけては、日焼け止めなどでしっかり日焼け対策も忘れずに!
 
 

ガーデンウェディングの服装選びの注意点

1.「平服」指定でないか事前にCheck!
基本的にはフォーマルスタイルと記述しましたが、最近は「平服で」「気軽な装いで」と指定がある場合もあります。
こういった場合は、かっちりしすぎると逆に浮いてしまうので案内状などで必ず事前にチェックしておきましょう。
ただし、「平服」指定でもTシャツ、ジーパンといったカジュアル過ぎるものはNGです。
男性はジャケパンスタイル、女性はきれいめなワンピーススタイルなどを意識するといいでしょう。

2.靴は芝生を傷つけない&歩きやすいものを
ガーデンウェディングと一口にいっても、室内と屋外とを行き来するような進行や、立って行う演出が多いなど、内容は新郎新婦によってさまざま。
どんな結婚式でも足元を気にせず楽しめるよう、靴は歩きやすいものを選ぶのが良いでしょう。(ただし前述のとおりぺたんこ靴はNGなので、高すぎないヒールが無難。)
また、ピンヒールのような靴は、ウッドデッキに挟まる危険性や、芝生痛める恐れがあるので避けた方がよいでしょう。

3.暑い時期・寒い時期の注意点
ガーデンウェディングのお呼ばれの際に、特に注意したいのは、夏と冬。
冷暖房やパラソル、ひざ掛けや、飲み物など、会場側も出来る限りの工夫はしていますが、参列者側も準備しておくのが大人のマナー。

●夏
・暑さ対策を忘れずに。汗染みなどが気になる場合はインナーなどで対応
・汗を拭くハンカチもハンドタオルよりフォーマルなものがベター
・日焼けで肌が赤くなりやすい方は、日焼け止めを会場に手持ちし、気になる部分は塗りなおすなどの対応を。
・初夏からは虫除け対策もしておくと◎

●冬
・インナーを仕込んだり、羽織るもの、ホッカイロなどで防寒対策を。
・コートの着用がOKな場合もあるため、アウター選びにも気を配って!
カジュアル過ぎるダウンジャケット等は避け、ウール素材など生地感やデザインがきれいめなものが最適です。
 
 

立場別!ガーデンウェディングにおすすめの服装

以上、ガーデンウェディングにおけるコーディネートのポイントと注意点をご紹介しました。
一般的な結婚式とそこまで変わらないことは分かったけれど、じゃあ具体的には何を着ればいいの…?
次からは、そんな疑問にお答えしてまいります!
前項までは女性ゲストのコーディネートを中心に説明しましたので、両親や親族、男性ゲストのコーデも具体的な写真を交えて解説!
後半では女性の季節別オススメコーデもご紹介しております。
是非参考にしてみてくださいね。

立場別!ガーデンウェディングにおすすめの服装【親族】編

【親族は重くなりすぎないネイビーがオススメ!派手な色は避けて】
ガーデンウェディングで親族の方が着る服装は、雰囲気に合わせて和装よりは洋装が良いでしょう。
ゲストが着るような華やかなもの、派手すぎる色は避け、黒やネイビー、グレーなどのフォーマルな色が◎
特にガーデンの明るい雰囲気には、黒より軽く、また雰囲気の上品なネイビーがオススメです!

黒やネイビー、グレーなどのフォーマルな色がおすすめ
出典:https://crosset.onward.co.jp/

いとこなどの遠い親戚の方は、少し華やかな服装を選んで、ダークカラーが多く重い印象になりがちな親族の席に程よい華やぎをプラスしましょう!
いとこなどの遠い親戚の方は、少し華やかな服装を
出典:https://crosset.onward.co.jp/

立場別!ガーデンウェディングにおすすめの服装【男性】編

「スーツスタイル」が基本の男性ゲストも、カジュアルな雰囲気のガーデンウェディングの場合は、その会場に合わせて装いをややカジュアルダウンさせても問題がない場合があります。
ウェディングで着用できる男性のカジュアルなスーツスタイルは、次の2つ!

【柄入りのシャツ・カラーシャツ】
カラーシャツは淡いピンクやブルーなどのパステルカラーなどを選ぶのがオススメ!
シャツは柄入りを選ぶと、おしゃれな印象がぐっと高まります。
ジャガード織りやドビー生地などの柄シャツなら、明るく品のある装いを楽しめます。

【茶色などの黒以外の靴や、蝶ネクタイなどの小物】
前述したようにブーツやスニーカーなどのラフすぎるものを避ければ、明るい雰囲気になる茶色の靴もおすすめです。
上品な柄や色合いの蝶ネクタイを取り入れても、結婚式のおめでたいムードを高めてくれそうですね。

新郎新婦から平服の指定があった場合は、かっちりとした雰囲気でありながらも、すこしカジュアルダウン出来る「ジャケパンスタイル」も◎。
ジャケパンスタイルなら、合わせるシャツや小物などを工夫することで、結婚式にも対応できるフォーマル感のある着こなしを叶えられます。

3ピースのジャケットを脱いだベスト姿でも素敵ですね。
なお、小物選びには、「派手すぎるもの」や「目立ちすぎるもの」は避けましょう。
せっかくおしゃれをしたのに、主役の新郎よりも派手なものはマナー違反です。
おめでたい雰囲気に水を差さないよう、新郎新婦よりも目立たない服装を心がけるのがポイントです。

季節別!ガーデンウェディングにおすすめの服装【春&夏】

春の柔らかい風、初夏のカラッとした空気の中で行うガーデンウェディングには、新緑や花々に映えるきれい色のワンピースがオススメ!
きれい色でも淡い色合いのものが今のトレンドです。
ライトグリーンや、淡いピンクのレースフレアワンピースなら、ニュアンスのある色味や広がり過ぎないフレアシルエットで優しい雰囲気がナチュラルなガーデンしっくり馴染みます。
ポイントとして花柄が入っていると、季節感もよりアップ。
明るめカラーのバッグやパンプスを合わせて可憐にまとめて。
フレアワンピース
出典:https://crosset.onward.co.jp/

また大人っぽいヌーディーカラーは、どの年代でも取り入れやすく、大人の品がありながらも春から初夏の軽さを演出できるのでオシャレな大人世代にオススメ!
誰でも似合いやすく、顔周りを明るく見せてくれるのも魅力の一つ。
ヌーディーカラーのワンピース
出典:https://crosset.onward.co.jp/

透け感のあるオーガンジー素材やレース素材を組み合わせることで、軽やかさが出ます。
ただし、ベージュカラーのドレスを着る場合は、全身が白っぽく映らないようにポイントで黒を入れたり、濃い目のベージュを選ぶなどして、新婦とかぶらない工夫を!
夏のガーデンウェディングには、膝丈などの少し短め丈のドレスも軽やかで良いですね。

季節別!ガーデンウェディングにおすすめの服装【秋&冬】

秋のガーデンは、鮮やかな緑が優しい赤へと色づく季節。
そんな穏やかな空気のお庭には、くすみカラーとしっとり素材がぴったりです。
紅葉を感じさせるくすみイエローやワインレッドのワンピースなどはいかがでしょうか。
アンティークテイストのレースや、ツヤのあるしっとりとしたシャンタン素材などを取り入れれば、明るめの色味も季節との違和感なく着ることができます。

フラワーストライプ ワンピース
出典:https://crosset.onward.co.jp/

クチュールレースロングワンピース
出典:https://fashionwalker.com/item/RBQ0119S0007

冬のガーデンウェディングでは、ドレスだけでなくその上に羽織るアウターも気を抜かずに。
前述したとおりダウンコートなどは避けて、エレガントなものを選べると良いですね。
ガーデンウェディングには冬でもダークカラーよりきれい色のコートが◎。
寒色系のきれい色は、透明感のある季節にマッチして上品な雰囲気を醸し出してくれます。
ノーカラーコートは中に着たドレスも引き立ててくれる上、襟もとのアクセサリーやストールを合わせやすくてオススメです。
秋冬のお呼ばれは、上品な落ち着きのあるコーディネートで
出典:https://crosset.onward.co.jp/

秋冬のお呼ばれは、上品な落ち着きのあるコーディネートでしっとりとまとめてみてくださいね

まとめ

ガーデンウェディングといっても、服装マナーは通常の結婚式と大きくは変わりません。
ですが、屋外でのガーデンパーティを楽しむために、季節に対応した準備を忘れずに。
ガーデンの緑に映える、季節に合ったカラーや素材を使ったお呼ばれコーデにすればより結婚式を楽しめること間違いなし!
もちろん招待状に描かれている会場の格式やドレスコードは守ってくださいね。
今回ご紹介したポイントを踏まえて、是非素敵なガーデンパーティを楽しんでください!

 
 

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