ノンアルコール披露宴のススメ

結婚式を挙げようとしている新郎新婦からは、さまざまな相談が寄せられます。

その中でも意外と多いのは「披露宴をノンアルコールで行っても大丈夫か」という相談。

結論から言えば、披露宴はノンアルコールでも問題ありません。

実際にアルコール提供なしで、いい雰囲気で披露宴を終えたカップルは多くいらっしゃいます。

今回は、ノンアルコールで披露宴を行ったからこそ得られるメリットをご紹介します。

ノンアルコールでもお祝いの気持ちに変わりはない

はじめに強調しておきたいのは、披露宴でアルコールが提供される・されないに関わらず、ゲストは新郎新婦をお祝いしにきているということ。

もちろんお酒好きの方もいらっしゃるでしょうが、ゲストはお酒を飲むために披露宴に来ているわけではありません。

「お酒を出すことができないから……」と卑屈になったり、不安に思ったりする必要はありません。

ほかの手段でゲストをしっかりとおもてなしすれば、ノンアルコールでもゲストに喜んでもらえる披露宴を行うことは十分可能です。

お酒を提供しないことで、より披露宴を楽しんでもらえる

アルコールありの披露宴では、意外にも料理の食べ残しが少なくありません。

なぜなら、お酒を飲んだことでお手洗いや喫煙目的の離席が増えてしまうから。

離席が増えることで、ゆっくりと食事を楽しむ余裕がなくなってしまうのです。

ノンアルコールの披露宴なら、ゲストの離席率はぐっと下がります。

新郎新婦がこだわって選んだ料理をより楽しんでもらうことができるのは、ノンアルコール披露宴ならではのメリットと言えます。

また、ノンアルコール披露宴なら、せっかくの記念撮影で顔が真っ赤になったり、酔っぱらったゲストが大騒ぎしてしまったり、新郎新婦が潰されてしまったりといったトラブルを防ぐこともできます。

最後までしっかりと楽しんでもらうことで、ゲストにとってもより満足度の高い披露宴になりますね。

式場によっては減額されることも

式場によっては、アルコールを提供しないぶん費用を減額してもらえたり、減額はない代わりにノンアルコールドリンクの種類を増やしてもらえたりすることもあります。

ノンアルコールドリンクの種類が増えれば、それだけでゲストの楽しみがひとつ増えます。

減額された場合には、料理の品数を増やしたり、ギフトをランクアップしたりするなど、別のおもてなしに予算を回すことも可能です。

すでに述べた通り、ノンアルコールの披露宴ではゲストにより料理を楽しんでもらうことができます。

アルコールを提供できないかわりに、料理の品数を増やしたり質をランクアップさせたりするのも良いのではないでしょうか？

まとめ

披露宴をノンアルコールで行うメリットについてご紹介しました。

お酒を提供しての披露宴ももちろん素敵なものですが、ノンアルコールの披露宴にはノンアルコールならではのさまざまなメリットがあります。

ゲストの離席が減り料理を楽しんでもらえる、離席率が下がる、トラブルが減る、減額される場合やノンアルコールドリンクが増える場合があるなど、特に料理や演出でゲストを楽しませたいと考えている新郎新婦には、ノンアルコール披露宴はとてもおすすめです。

また、駐車場のある会場で披露宴をする場合、アルコールの提供なしと明示しておくことでゲストが気兼ねなく自家用車で来ることもできるようになります。

ノンアルコールでの披露宴はぜひ検討していただきたいアイディアのひとつです。