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ウェディングプランナーが語る最高の結婚式にするための3つのコツ
誰でも自分の結婚式は最高のものにしたいはず!
経験豊富なウエディングプランナーが、最高の結婚式を叶えるための3つのポイントを教えます。
全ての花嫁が、最高の結婚式を挙げたいと願っています。
ドレス、お料理、引き出物など心を配らなければならないことはたくさんありますが、ウエディングプランナーの観点から、「最高の結婚式」を挙げるために欠かせない3つのポイントについてまとめます。
「結婚式」ではなく「ふたりの大切にしたい価値観」を考える。
結婚式の準備は、恋人だった二人が人生を共にすると決めてからの最初の大仕事だと言えます。
ご両家のご家族の思惑が入り混じったり、女性がこだわりたいポイントを男性が理解できずぶつかったり、と色々なことが起こります。
ここで立ち止まって考えてほしいのは、どんな結婚式を挙げたいか、ではなく、二人は何を大切にしたいか、ということです。
仲間がいつも家に出入りするようなオープンな家庭、ナチュラルでエコなライフタイル、細やかに周囲の人に気を配って温かいコミュニティを作りたい・・・などなど。
ゲストリスト、招待状のデザイン、ドレス、式場、花、お料理、飲物 etc…決めなくてはいけないことは山のようにあり、決めなければいけない締め切りは次々と来ます。
ましてや二人とも仕事をしていることが多い昨今では、時間がない中で大きな決定を次々をしていかなくてはいけないストレスで、ケンカをしてしまうカップルも少なくありません。
数々の選択肢のなかから、二人がコレだ!と思えるものを選ぶときに、是非立ち戻ってほしいのが「二人が何を大切にしたいと思っているか」という価値観。
結婚式の準備は、これを見つけていく作業のようなものかもしれません。
なにかにぶつかったときは、二人で「私たちが大切にしたい物はなに?」と問い直してみてください。
きっと二人にぴったりの選択ができるはずです。
東京にある本物の洋館で結婚式。緑豊かなお庭でガーデンウエディングも。
当日までのスケジュールを把握する
段取りが得意な人も、得意でない人も、当日までにやるべきたくさんのことに押しつぶされそうになることでしょう。
プランナーが最初に説明をしてくれる当日までのスケジュールを把握して進めること。これは大切なことです。
準備にも順番があり、ゲストリストができないと、招待状の枚数が決まらない。出席者が決まらないと、席次表が決まらない。など、前後関係を無視できません。
こだわるあまりに一つ一つの決定が遅れてしまうと、次に決めなければいけないことを考える時間が無くなっていきます。
新郎新婦が二人で考えなければならないところもいくつかありますが、分担できるところはさくっと分担をする方が却ってうまくいくケースもあります。
期日が来たら、エイヤ!と決める勇気が必要な場合もあります。
やることの多さに圧倒されてしまうと思いますが、今必ず仕上げなければいけないことを間違えず、スケジュール表をしっかりと見ながら準備を進めることが、最高の結婚式を作るためのコツの一つと言えます。
それでも迷ったらこうしよう
多くの人が迷うポイントがあります。
ビデオ、披露宴の演出のオプション、お料理のオプション、など。
それが無くても結婚式はできるのだけど、気になるアイテムたち・・・。
プランナーの経験上お勧めするのは、「背伸びしてでも、残るものにはかけた方がいい」ということ。
残るものとは、写真、ビデオ、前撮り撮影です。
若いお二人にとってみれば、数十万円の撮影など、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで注文をすることになると思います。
しかし、将来残るものは、アルバムや動画、フォトフレームに入った写真なのです。
(私自身も、和装の前撮りを悩んだうえで注文しなかたことを今も悔やんでいます。)
迷うポイントは他にも、お料理や引出物のグレードをどうするべきか、ということがあります。
プランナーとして断言できるのは、「ゲストに関わるところはケチらない方がいい」ということです。
お料理がおいしかったかどうかは、ゲストがお二人の結婚式を思い出す時に必ず合わせて思い出される項目です。
試食をして、上のグレードが美味しいと思ったら、少し奮発をしてでもそちらを選んだ方がいいでしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
限られた時間、限られた予算のなかで「最高の結婚式」を挙げるためのコツを上げました。
迷い悩むプロセスは、まるでこれからの結婚生活のようです。
壁にぶつかったら、是非この3つのポイントに立ち戻ってプランニングを楽しくすすめてくださいね!