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結婚式までに何をする?【2】――誰もが悩む「親への挨拶」
晴れて結婚することとなった新郎新婦の皆様、おめでとうございます!
結婚が決まったおふたりが悩まれることと言えば、「結婚式までの準備スケジュール」が挙げられます。
結婚式当日までに、どんなスケジュールでどんな準備を経なければならないのか。
ぼんやりとした知識があっても、具体的なスケジュールに頭を悩ませる方は少なくありません。
そこで本コラムでは、全7回に分けて「結婚式に辿り着くまでのプロセス」をご紹介。
第2回目となる今回は、誰もが頭を悩ませる「親への挨拶」について解説していきます!
挨拶当日までにすべきこと
互いの親への挨拶までにしておくべきこととして、まず挙げられるのが「日程決め」。
挨拶の日程は、親の都合を優先するのがマナーです。親の都合のいい日程・時間帯に合わせてふたりのスケジュールを調整します。
親から指定がない場合、訪問は14時頃からがベスト。滞在時間は2時間程度が一般的です。
なお親から「ごはんを食べていって」と誘われた場合は応じても構いません。
また挨拶までに、ふたりで互いの親について情報交換をしておけるとベストです。
家族構成や、親の性格や趣味、避けたほうがいい話題などはチェックしておきたいですね。好きな食べ物やお酒の趣味を聞いておけば、手土産選びに役立てることもできます。
その他、結婚式についてや結婚のタイミング、結婚後の住まいやライフスタイルなどについて親から質問があることも。スムーズに回答できるようにふたりのあいだで意見を一致させておきましょう。
挨拶当日に気を付けたいマナー
親への挨拶で一番頭を悩ませる点と言えば「身だしなみ」なのではないでしょうか?
結婚の挨拶は特別な場。たとえすでに親と会ったことがあったとしても、当日はフォーマルな服装で向かいましょう。
男性も女性も、髪形は清潔感のあるスタイルで。メイクやアクセサリーも華美なものは避け、シンプルで上品なものに統一しましょう。
服装は男性ならスーツ、女性なら清楚な印象のワンピースがおすすめです。スカートは膝が隠れるフレアなものをおすすめします。
また手土産も忘れずに! 先に述べた情報交換のなかで両親の好きな食べ物やお酒の趣味を確認し、親の喜びそうなものを選べると素敵です。
渡すときには「お好きだと伺ったので」「地元で人気の銘菓なので」など選んだ理由をひとこと添えられるとベスト。
「つまらないものですが」という言い回しよりも気持ちが伝わりやすいためおすすめです。
本題はどうやって切り出す?
訪問は約束の時刻ジャスト、または2~3分後にインターフォンを押すのがよいとされています。
まずは簡単なご挨拶と自己紹介。その後は手土産を渡し、ちょっとした雑談ができると場もほぐれるでしょう。
家がある地域の話や、部屋に飾ってあるもののこと、ペットのこと、用意されたお茶やお菓子のことなど、いくつかトピックを用意しておくと便利です。
ある程度場があたたまったら、いつまでも先延ばしはせず本題へ。
ドラマなどでよく聞くセリフですが「〇〇さんを僕にください」「私達結婚します!」といった言い回しはおすすめしません。
「結婚したいと思っています」「結婚を許していただけますか?」など、親の気持ちに配慮したことばを選びましょう。
まとめ
プロポーズから結婚式当日までのプロセスのなかで、最も緊張するのが「親への挨拶」だと考える新郎新婦も少なくありません。
しかし、親はあなたが「結婚したい」と思える相手を育ててくれた大切な人。必要以上に恐れず、最低限のマナーを守って誠実に向き合うことが大切です。