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結婚式までに何をする?【3】――やるべき?「結納」最新事情
晴れて結婚することとなった新郎新婦の皆様、おめでとうございます!
結婚が決まったおふたりが悩まれることと言えば、「結婚式までの準備スケジュール」が挙げられます。
結婚式当日までに、どんなスケジュールでどんな準備を経なければならないのか。
ぼんやりとした知識があっても、具体的なスケジュールに頭を悩ませる方は少なくありません。
そこで本コラムでは、全7回に分けて「結婚式に辿り着くまでのプロセス」をご紹介。
第3回目となる今回は、「結納」について解説していきます!
そもそも結納って何?
結納とは、ふたりの婚約にともない金品の受け渡しを行う儀式のこと。
現在は一般的に、両家の親とふたりが出席します。
新郎側(苗字を変えない側)の親が結納品・結納金を持参します。
口上を述べ、贈り物の中身が書かれた目録を渡し、贈られた側が目録を確認し、「受書」を返し、結びの言葉を言う……というのが一般的な進行です。
本来仲人が両家を行き来してやりとりをし、両家は直接顔を合わせないスタイルが正式な結納です。
しかし現代では、料亭やホテルなどで両家が集まり結納品や受書を取り交わすケースが増えました。
仲人がいる場合は同席しますが、いない場合は両家のみで行います。
結納にする?顔合わせにする?
結納が終わったあとは、両家で食事をするのが一般的です。
現代では結納を行わず、食事会を「顔合わせ」の場としてすませるカップルがほとんどです。
ただし親によっては「きちんとけじめをつけたい」と考えることも。
あらかじめ両家の意向を確かめたうえで、結納を行うか、食事会だけですませるかを決めましょう。
結納・食事会で気を付けるべきことは?
結納・食事会で最も気になることと言えば「服装」ではないでしょうか?
一般的に、結納であれば服装はフォーマル、食事会のみであればセミフォーマルがよいとされています。
しかし大切なのは両家の服装の格を合わせること。あらかじめ新郎新婦が両家の間に立って打ち合わせをしておきましょう。
食事の内容については決まりはありません。都度注文するのは手間ですから、コース料理を頼んでおくと安心です。
参加者の好みやアレルギーなどをあらかじめ確認し、全員が満足できるメニューをチョイスできるとよいですね。
昨今では、食事会にあたって「しおり」を作るカップルも増えています。
新郎新婦と家族の簡単な生い立ちや趣味などを書いておくことで、会話を広げるきっかけとして使うことができるようです。
また、婚約指輪をお披露目するならこのタイミングをおすすめします。
婚約指輪の完成には注文から一ヶ月半~二ヶ月ほどかかります。お披露目を行いたい場合は、顔合わせや結納の時期から逆算して注文しましょう。
まとめ
結納とは、両家がひとつになることを意味する儀式です。もちろん顔合わせだけだとしても意味合いは同様。
分からないことだらけで緊張するかもしれませんが、それは誰しもおなじ。相手方の両親だって緊張しているはずです。
お相手や両親、ときにはウェディングプランナーと相談しながら、自分達らしい形でこのおおきな山場を乗り越えてくださいね。