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文化財ウェディングの会場選びで気を付けたいポイント4点
昨今、料亭・レストラン・ガーデン・文化財など、一般的な結婚式場以外の場所を使ったウェディングプランが増えています。
自分達らしさや、ゲストへのおもてなしを重視したい方には魅力的なプランばかりですよね。
しかし、こういったウェディングプランでは場所ごとに気を付けたいポイントがあるのも事実!
お料理のおいしさや、景観の素敵さももちろん大切です。
ですが、そういった観点だけを会場選びの基準にしてしまうと、のちほど意外なポイントでトラブルが発生することも。
「こんなはずではなかった……」と頭を抱えずに済むように、「会場選びで気を付けたいポイント」をご紹介して参ります。
本記事のテーマは、「文化財ウェディング」!
歴史ある文化財で執り行う結婚式・披露宴は雰囲気もあり素敵ですが、歴史ある文化財だからこそ守らなければならないルールがあります。
会場の雰囲気を優先させるあまり、理想の結婚式とは違うものになってしまった! とならないために、あらかじめチェックしておくべきポイントをご紹介します。
チェックポイントその1:「火気厳禁」ではないか?
文化財ウエディングを考える際に最も注意していただきたいのは、その文化財が「火気厳禁」の建物ではないか、という点です。
火気厳禁の建物では、結婚式・披露宴の定番演出ができない場合が多々あります。
代表例としては、キャンドルサービスや花火など。場合によっては、クラッカーなど小物の持ち込みに制限が入る場合も。
ただし、火気厳禁の会場でもLEDキャンドルは使うことができます。アイディア次第で、理想の演出に近づけることは可能です。
「この演出がしたい!」という強い希望がある場合は、会場を決定する前にどんな演習が可能な会場なのか確かめることをおすすめします。
チェックポイントその2:料理のクオリティはどうか?
チェックポイント1にも通ずることですが、火気厳禁の建物では調理も禁じられている場合がほとんどです。
調理ができない場合、披露宴で提供される料理はケータリングになります。
その結果、料理のクオリティが下がってしまうことも。
ゲストのために料理にこだわりたい思いが強い場合は、あらかじめ試食をするなど料理のクオリティをチェックしておきましょう。
なお弊社が提供する文化財「旧細川侯爵邸 和敬塾本館」「三溪園」での披露宴では、現地で作った料理を提供することが可能です。
「旧細川侯爵邸 和敬塾本館」には普段大使館で料理をふるまっている一流シェフが、「三溪園」には三大料亭の1つである金田中がそれぞれ出張します!
会場の雰囲気にも、料理のクオリティにもこだわりたい方にはぜひおすすめしたい会場です。
チェックポイントその3:建物保護のためのルールはないか?
そもそも「文化財」とは、歴史上又は芸術上価値が高いと法律で定められた有形の文化的所産を指します。
そのため文化財とされる建物には、この価値を保ってゆくためのルールがあらかじめ定められています。
代表的なものとしては、履物の種類制限や車椅子の乗り入れについてなど。
ルールは文化財ごとに違います。
当日どんな衣裳を身に着ける予定か、ゲストはどんな方を招待する予定かをしっかりイメージしたうえで、あらためてその建物のルールを確認しておきましょう。
チェックポイントその4:トイレはきれいか、使いやすそうか?
意外に忘れられがちなポイントですが、トイレの使いやすさも重要です。
文化財はその名の通り歴史ある旧い建物です。もしトイレも「当時のまま」なら、現代を生きる私たちにとっては使いづらいかもしれません。
結婚式・披露宴が長丁場となれば、多くのゲストがトイレを利用することになります。
すべてのゲストが気持ちよく使えるトイレかどうか、会場見学の際に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
「文化財」ウエディングについて、注意したいポイントを四つご紹介しました。
歴史ある建物は素敵ですが、歴史ある建物だからこそのルールやデメリットがあるのも事実。
大切なのは、自分達のウエディングプランにとってその「ルール」や「デメリット」が邪魔になるかどうかです。
自分たちが理想としているウエディングプランをあらためて確認し、そのプランが文化財に合っているかどうかを考えてから会場を決定することをおすすめします。